料理は他にもたくさん出ましたが、やはりメインは日本海の幸です。
夕食は別室でしたが、席についてから、刺身の盛り付けや天ぷらを揚げたりしてくれたそうです。
「熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちに」ですね。
よく聞く言葉ですが、実際にやってくれる宿は少ないです。



今回のお目当ては、なんといってもこの「岩がき」です。
とっても大きくて、一口では食べられませんでした。
味はとっても濃厚で、食べ終えた後も、しばらく口の中に味が残っていました。
これを食べると、また来年も夏に来たくなります。

と、思って、毎年来るようになりました。
そして、わがままを言う客になってしまったのです。



どんなわがままかというと、「他の料理を減らしてもいいから、岩がきを１人２個ずつにして」というものです。
こんなわがまま、なかなか聞いてくれる宿はないと思いますが、去年も今年も同じわがままを聞いてくれました。
たぶん、来年も同じお願いをしてしまうと思います。
そうそう、今年（２００６年）は、夕食は別室ではなく、部屋食でした。



さて、他にも料理がズラリ。ほんとに何か減らしてくれたのか、疑いたくなるボリュームです。




岩がき以外の魚介類盛り合わせも、とっても豪華。



さて、そろそろ岩がきに手をつけましょうかね。



冬のかきと比べて、味がとっても濃厚で、ミルキーなのです。海のミルク、納得です。食べた者にしかわかりません。



こちらはサクラマスの煮物。こんなところまで地のものにこだわってくれています。
そしてビックリなのは、この煮物、冷やしてあるのです。
でも、冷やしてもちょうどいい味の濃さで、スルスルと食べられました。



そして、山形牛のしゃぶしゃぶ。口の中に運ぶと溶けてなくなりました。



デザートは女将お手製の杏仁豆腐。
デザートまで手作りなんて、やはりこの宿、タダモノではございません。



湯野浜温泉 はまあかり潮音閣　メニューへ戻る