夕食は１階の食事処でいただきます。



前回と同じく、前菜はこの細長い皿に盛られていました。
でも内容は正月向きだったようです。



右上から左へ、椿寿司（鯛），燻し帆立貝海鼠腸焼，早筍バター醤油焼，菜の花サーモン巻， 百合根手毬，河豚南蛮漬、下へ行って、数の子コチュジャン漬，千枚蕪，空豆。
正月らしく、保存食モノが多かったようです。
これだけ食べただけで、結構お腹もふくらみます。
生ビールもよくすすむ。



長皿の中央のかまくらの中には、柿と蕪の利休和え。



お造りは、今回も鮪トロ、そして花水蛸。立方体なのは、かるかん寄せでした。
前回同様、俳句が書かれた紙で囲まれてました。



鰰（ハタハタ）一夜干し。
日本海が近いことがうかがえます。
ハタハタは、冷めてしまうと固くなるので、炭火で保温されながら出てきました。
おかげでゆっくりと味わっていただけました。



食事処の中央では、パフォーマンスがはじまりました。
箸休めの黒豆林檎シャーベットを作るようです。
冷却された容器の中に林檎ジュースを落とし



しばらくすると、ドライアイスの煙のようなものがモクモクと



すかさずスプーンでよくかき混ぜて



シャーベットの出来あがりです。
満腹になりかけたお腹が、リセットされたようでした。
まだまだ食べられそうです。



冷たいものの後にどうかと思いましたが、梅茶です。
豪華にも、玉露を使い、金箔が散らしてありました。
もう一度、ここでお腹をリセット。



鮪頬肉コンソメ煮。
この地方の調味料である「かんずり」をつけていただきます。
ピリカラ味です。



部屋別のコースターがテーブルには置かれています。
実は、前回のチェックアウト時に今回の予約をいれたのですが、配慮していただけたのか、 前回と同じ部屋にしていただけました。



黒毛和牛ステーキ山掛け。
左の黒いのは、妙高産の黒大根です。
前回は煮物で登場しました。



これはメニューに載ってなかったけど、おしんこです。



蕎麦きりたんぽ。
これが一人分ですから、かなりのボリュームです。
もうお腹いっぱい。



で、シメは、芽かぶ雑炊。
芽かぶというと、細く切ったものしか食べたことなかったのですが、これはそのまんま出てきました。
タイミングを見て、作ってくれたようで、アツアツが土鍋で登場しました。
真ん中にはイクラが散らしてあります。



お給仕の方が取り分けてくれます。



もうお腹いっぱいなのに、なぜか雑炊だと入ってしまうんですねえ。



デザートは、レモンムースでした。
前回よりもボリュームが増えたように感じた夕食でした。



その後、９時頃に、寝つきがいいようにホットワインを部屋に持ってきてくれます。
夕食のときに聞かれるので、不要な場合は言えばいいようです。



須弥山の湯　一の宿　元　（２回目）　メニューへ戻る