さて、お待ちかねの夕食です。
夕食はお部屋でいただけます。
まずは大きなお盆で運ばれてきた前菜です。
お品書きも出されたのですが、かなり変更が入っていて、参考になりませんでした。



前菜と一緒に出された煮物。
煮物だけど、冷やしてありました。
夏には、食べやすい一品です。



ひじきの和え物。
これも前菜と一緒に出されました。
普通の宿だと、この後、前菜を食べ終わらないうちに、次から次へと出されてしまうのですが、そうではなくて、ほど良く 食べ終わった頃に、次の皿が運ばれてきました。



で、いきなり登場したのが、この生きたアワビ。
一人１個ずつ出たのですが、なぜか私の方だけイキが良くて、火をつける前から左右にクネクネと動きまくっていました。
まだ前菜を食べ切ってなかったので、火はつけてもらわずにおきました。



そして今日のメインともいえる、別注の岩がきです。
チェックインのときに注文するのですが、「４つ」と言ったら、従業員さんがビックリしてました。
「お好きなんですか」って聞き返えされました。
「はい、お好きなんです」



まだシーズンが始まったばかりで岩がきとしては小ぶりでしたが、味は濃厚でした。
甘味が口いっぱいに広がりました。



岩がきを食べ終えた頃に運ばれてきたのが、「すくい湯葉」。
湯葉を食べた後に、汁までおいしくいただきました。



そして、これまたメインといえる、伊勢海老のお造り。
２人で１尾しか出ませんが、まあ味わう程度ならこれで十分です。
頭は翌朝のお楽しみです。



お魚のお造りは、黒ダイの舟盛りです。
かなりの身がついていて、２人では多いくらいでした。




和洋折衷ということでしょうか、箸休めにビシソワーズのような冷製スープが出ました。
説明では「キャロットスープ」と聞こえたのですが、人参というよりはじゃがいもの味がしました。



これまたお品書きにはない料理ですが、海鮮せいろ蒸しです。



中でもこの伊勢海老の真丈。
海老の真丈は食べたことありますが、伊勢海老で作るとは、なんと贅沢な。
甘味が強く出ていたことは言うまでもありません。



やっと火をつけてもらえて、ご臨終なさったアワビくん。
踊っている間は、フタをさせてもらいました。



厚めに切って、コリコリと。
いや、コリコリではなく、とてもやわらかくいただきました。
アワビって堅いイメージが強いですが、踊り焼きはやわらかいのです。



まだまだ運ばれてくる料理。
もう名前は忘れたけど、洋皿でした。
鶏肉の蒸したものと、マヨネーズ系のソース。
このソースに、カニと海老が使われていたようです。



やっと運ばれてきたシメのごはん。
とろろごはん。



もちろん、ごはんにかけていただきました。
お腹いっぱいだったけど、ツルツルと入っていきました。



デザートは、これもよく覚えていないけど、イチゴのソースがかかったレアチーズケーキのようなものでした。
最後にコーヒーが欲しかったけど、まあ出なくても持参したものがありますから。



お腹が落ちついたところで、予約しておいた貸切風呂「月見の湯」へ。
電気を消したら、満天の星空が広がりました。



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