| 2025年6月6日6:00-13:40 |
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| 【コースタイム】 二荒山神社(6:00)－ 四合目(7:15)－ 五合目(7:40)－ 六合目(7:58)－ 七合目(8:30)－ 八合目(9:15)－ 九合目(9:52)－ 男体山山頂(10:30/11:00)－ 太郎山神社(11:10)－ 八合目(11:50)－ 七合目(12:14)－ 四合目(12:55)－ 二荒山神社(13:40) |
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今年の登山第二弾は、日光の男体山。 日光は小学校の修学旅行できた思いで深い場所。 それ以来、何度も訪れて、ハイキングや温泉を楽しみました。 男体山は、いつも見上げる山。 今年で登山歴20年になりますが、登ろうと思ったことはなかったです。 秋に鹿児島の開聞岳登山を計画しています。 そのトレーニングも兼ねて、今回登ることにしましたが、開聞岳よりもキツかったのではないかと思います。 標高差1200ｍを直登直下するのは、なかなかハードでした。 |
午前1時に自宅を出発し、宇都宮を過ぎたあたりからあたりが白々と。
いろは坂を昇りきり中禅寺湖が左に見えたら、すぐ右に今日登る男体山がその勇姿を現しました。
木々が生い茂る左右均等なシンメトリなフォルム。
かつて火山であったことを連想させます。
午前４時半には二荒山神社の駐車場に着いたのですが、すぐに登山開始とはいきません。
この唐門をくぐらないと登山道へは進めないのです。
開門は午前６時。
それまでしばし車で仮眠です。
午前６時、唐門が開放され、中に入って指定用紙に住所や名前を記入し、受付へ。
千円を支払い、お守りをいただきます。
これが入山料のようなことになっています。
そして先に進むとさらにこの門が。
門をくぐると、長い階段が。
まずはここで脚慣らし。
階段が終わると、樹林帯の道が果てしなく続いています。
ひたすら進みます。
直登を続けること１時間弱。
その先の石垣を避けるように、道は左に曲がります。
そして、程なく、舗装路へ飛び出します。
そこから振り返ると、眼下に中禅寺湖が。
ほぼその水面の高さから登ってきているので、かなり高度をあげたと感じます。
そこからの舗装路はまあまあ長いです。
直登で張りかけたふくらはぎを休ませるにはいい道でした。
なかなか四合目に出ないので、少しうんざりではありましたが。
そして四合目に到着。
登山口から１時間ちょっと。
コースタイムより少し時間がかかっています。
一休みして、また樹林帯の中へ。
四合目に表示されていた写真。
ここは、男体山のこのあたりだそうです。
登り始めの直登に比べると、道がつづら折りになり、少し歩きやすくなりました。
しばらく進むと、白い花が満開の場所に突入。
山でみたことがない白い花。
グーグルレンズで調べてみると、「シロヤシオ」でした。
ヤシオツヅジの白いもので、つつじの仲間のようで。
花を眺めながら登っていると、五合目に到着。
キツい登りにはこの区切りがありがたい。
このあたりから、少しずつ直登ではなく、斜面をトラバースするような道が増えてきました。
それだけ、頂上が近づいて直登では難しい傾斜になってきているのかと。
ひとつずつ刻んで登っている感じ。
岩に無理やり書いてますね。
崩落しやすい斜面なんでしょうか。
また石垣が。
土の路面ではなく、大きな岩が連続するような登山道になってきました。
その斜面を登りながら振り返ると、中禅寺湖がさきほどよりもさらに下になっていました。
だんだんと、中禅寺湖の向こうに遠くの山々が見えてきました。
岩ゴツゴツの上に、小さな小屋がみえました。 「八合目か？」という小さな期待。
いやいや、七合目でございました。
空を見上げました。
すがすがしい青空と、筆で描いたような雲。
焦らずゆっくり登ろうと思い直しました。
しくしくと登り続けていると、今度は金属製の鳥居が見えてきました。
七合目も過ぎたし、そろそろなのかと。
金属製の鳥居をくぐり、さらにしばらく登ると、八合目に到着しました。
ここまで来ると、頂上はあとひと踏ん張りかと。
かなり高度があがったようで、木々の合間に見えていた中禅寺湖が、木々の向こうに見えてきました。
さらに遠くの山も。
そして、ゴツゴツ岩ではなく、とても歩きやすい道になってきました。
傾斜は徐々にキツくなってきましたが、土嚢が連続する道になりました。
登りでは感じませんでしたが、あとで下るときに、この土嚢はグリップが効いて、とても下りやすかったです。
その道の途中で九合目が出現。
ほんとにあとひと踏ん張り。
やがて赤い溶岩砂礫の道に。
男体山が火山だったことが路面でうかがえます。
だんだん見晴らしがよくなり、森林限界を越えてきました。
行く手の左を見ると、眼下に戦場ヶ原。
その上には雪を残した日光白根山が。
登ってきた道を振り返ると、その先には遠くなった中禅寺湖が見えました。
中禅寺湖の向こうには、遥か遠くの山々が。
登山道沿いに、溶岩の赤い壁が。
頂上まであと少し。
標高2486ｍ。
男体山山頂に到着しました。
ほんとの頂上はその先みたいなので、さらに行ってみましょう。
ほんとの頂上から空に向かってなにやら伸びています。
どうやら剣のようで。
天を突く剣。
しっかり触れてきました。
そこからみた鳥居の向こうには、何やら見慣れた山容が。
左側にうっすらと富士山が見えました。
頂上から少し降りたところに、太郎山神社があります。
頂上ではスマホの電波が弱かったけど、ここではアンテナがよく立ってました。
平穏無事を祈願して、頂上へ戻り、下山の途につきました。