【Ｌ】日の出３０分前の空です。この時間の幻想的な色が好きです。
上には細くなった月が光っていました。
【Ｒ】日の出１０分前。
もうあたりが白々としてきました。
【Ｌ】そして、下に連なる山々と雲海が浮かんできました。【Ｒ】ひょっこり雲間から頭を出した太陽。
【Ｌ】なんだかいつもより手前から出てきたように見えます。【Ｒ】あっという間に、空を赤く染めながら、上がってきました。
【Ｌ】６月のときと同様に、反対側には紅富士です。６月のように雪が残ってないので、今ひとつ紅が目立ちませんでした。
しかし、いつ見ても富士は雄大です。
【Ｒ】昨日登った阿弥陀岳も山頂付近に陽の光があたりはじめました。
阿弥陀岳を「登った」といえることに満足感を覚えています。
【Ｌ】さて朝食を済ませて、下山にとりかかります。小屋から１０分ほど稜線を歩いて、地蔵尾根を下ります。
分岐点にはお地蔵さんが鎮座されていました。
手を合わせて、残りの山行の無事を願います。
【Ｒ】地蔵尾根はかなり急な下りでした。
写真を撮りそびれました。
樹林帯に入ったところで、紅葉に気付きました。
もう秋はそこまで来ているんですねえ。
【Ｌ】行者小屋を経由して、赤岳鉱泉に到着。今日はここから北沢を下ります
【Ｒ】「ホタルフクロ」だそうです。
本物を始めてみました。
これから開くところでしょうか。
まさにフクロの状態です。
【Ｌ】同じくホタルフクロの開いた状態。白馬で見た「イワギキョウ」と同じ仲間ですが、こちらのほうが花がかなり大きいです。
【Ｒ】さて２日に渡った３人での山歩きもそろそろ終わり。
お二人からは、いろんなことを教えていただきました。
また機会を作って、一緒に歩いていただきたいものです。
【Ｌ】鉱泉の下流だからでしょうか。赤く染まった沢がありました。
鉄分を多く含んでいるのかもしれません。
【Ｒ】下におりてくると、北八ヶ岳のあたりによく見られる苔むした樹林帯に入りました。
２日目も、展望がきいたのは朝のうちだけで、稜線をおりたら、昨日と同じく山はガスに包まれました。美濃戸を直前に、急に開けたこの青空がとてもあざやかに感じられました。
最後にこんなものを見せられると、また山に来たくなってしまうのです。
美濃戸から阿弥陀岳，赤岳 メニューへ戻る